Platonic Love --- LYRICS --- 歌詞




1.暁の海

2.夢路

3.UNITE ME

4.cocoon

5.ヘラクレイトス

6.天国

7.真空は

8.closet

9.ADORE YOU

10.interlude

11.天使になりたい


All Lyrics are written by Keiichi Umezawa





暁の海



幕のおりた水平線がわたしには見える

波の調弦がかすかに遠くに聴こえる

倒れた賢者の破片たちがまた反射し合いながら

たしかな夜明けへ誘い、そして

さいごは祈ってる


自由は暁  愛を照らすための

なんでもないようで すべてであるように

交差するゼロ地点は

あなたをゆるすベット


古い約束事の前にただ待ってるばかり

時代のとびらをうつ

マエストロは君だよ


ともだちや  かぞくだとか  こいびとだとか

つまらない耳鳴り

愛を証明するため 汗をかさねることで

ごまかしてはならぬ


愛はひろい海 いつもひとつだけの

誰もが正しい 純白のサンクチュアリ

そびえたつカテゴリーは

ぜんぶとけてしまうくらい






夢路



若さが惑わす問いだって

むずかしい話はいらない

いつかの睡るピアノだけが

忘れられないまま


魂たちのおしゃべり

それはたぶん生まれる前にみた夢の中

はじめからの決まりごとさ

だってわたしの神様だから


いつかはあなたに会えると今は信じていたい

時が逃げても心はずっと

はだしのまま

まぶたに触れる 夢の光はきっと

わたしを導いて

あなたへ導いて


瞳をみつめる そのときまで透明でいたい

時はかけても心はずっと

あの日のまま

まぶたににじむ いえない影はきっと

あなたへ導いて

わたしを導いて






UNITE ME



青く燃えるからだをひやすために

理性を捨てることで

変わらない法則におびえている心を隠したいだけ


果てしない未来は希望かい

あてのない白紙の荒野で

安物の友情は欲しくない

さびしさを勘違いしている


知ったかぶりの大根役者

秘密より何よりも ふつうを恐れて

置いてけぼりの即席おとな

きょうは焦らずに素直のまま

ねむれ 坊や


世の中 バランスとタイミング


青く燃えるからだは何のために

その身を宿すのかな

お決まりの反復にのぼせている

あなたは世渡り上手


現代はいわば賢者タイム

嘯いた悟りの境地で

目に見えるものがすべてかい

答えなら君だけがしってる


シラフのまま さあ

踊らされましょ さいごまで

しあわせの意味なら

いつの日にか分かればいい

瞳の奥まで

あなたなんかに見えますか

無情な時間の中で

永遠に眠っていたかった






cocoon



ぼやけた輪郭をただ確かめるために

まるで呼吸をしているよう

あなたはたった今

はじめてその身の秩序 こわす時がきた

ひとつのイノセンスをかけて


わたしを脱いで

鏡に立ち

見つめあって

そっとキスをして

自分をもうそろそろ

ゆるしてあげて


だれもいないこの部屋で

あなたは

気づかないフリして

ひとりで安心してる

別にそれでもいいけど

ほんとうの寂しがり屋は

欲張りなのは

だれ


きょうの奥歯に失くした

ことばは

知らんかおできずに

つめたく降りつもってく

ドアがなるのを延々待ってる

眠らぬ夜は 明けない夜は

どこ






ヘラクレイトス



カシス色のシンパシー

内緒のエーテル

どっちつかずのわたしたち

甘えはいらない


渇ききって感じぬように

それは麻酔

手を差し伸べる誰かを待ってる

矛盾の雨


いけ好かない日々に砂を噛む

そんなときは

代わりのいない大好きなあなたに

会いたい


ひとつになることを買い被っても

わたしをごまかすには百年はやい

すべてのものが移ろう中で

あの日のことばを覚えていますか


知る由もない 精神世界

愛を修飾するのはやめね

口の酸っぱいバイブルも

わたしたちには

ぜったいかなわない


万物流転 くつがえして

たとえあなたと結ばれずとも

二人はふたつのままで

とっくのとうに完成しているから






天国



風が窓をノックした

ながい夜は終わり

やわらかい光


きみの純粋さと危うさをもった瞳が

おもいでになってしまう

その前に支度をはやくしなくちゃね


このまま連れていって

やさしい国へ

時のない自由の場所で

なんでもない話をして

ときには本音の隠し味


今なら言えるだろうか

比喩をわすれて

できるなら 心をあげたい

ひとつだけの指切りしよう

今度こそは離さないで

わたしを


きみは純正律

生真面目なクラクションは決して似合わない

あの日見せた涙

それはカタルシスのようでほんとうはちょっと違う

ゆるぎない決意と祈りだとおもうの






真空は




ららららら

るるるるる


ここはなにもない

けれど安らかじゃちっともないよ

かぜは鈍感で それでいてすこしなつかしいの


とめどない パトスの波は

わたしの海から 出てはいかないよ

なぜならばそこは

ことばという名の

偽物たちの巣食う

砂漠だから


ららららら

るるるるる


だれもみな 空洞だから

互いを ぶつけて

その響きを知る

もう君が傷つかなくていいように

わたしはただ

おんがくになりたい


理論など捨ててしまえば

そこから はじまる

宇宙はまっしろ

そう いつか

君の部屋にも

わたしのこのリズムが

きこえたらいいのにな






closet



閉じこめたのに 見つけてほしい

正しさの意味をおしえて 誰かさん

許されざるは心そのもの

最初から運命なんてないぜ


神秘の奥二重を 深く狭間へ漕ぎ出せば

輝くのは未完成の 夜空と涙のモザイク

誰かを真似た美学の中を泳ぎ

いらぬ美徳を課されても

人生の答え合わせに

そもそも論はいらないね


どんちゃん騒ぎじゃ癒せぬ

だからもっと君の宇宙を見せてくれよ

「自分が一番。」

独りよがりではないけど


内緒な繭は 静かな地獄

許しの居場所を教えて お前さん

気づいたからにゃ もう戻れない

だけれども 過ちなんかじゃない


行けるとこまで

近づきたいよ

大事なことは

わかっているから

だれかじゃなくて

自分のために


もう一度 生まれるその日まで


熟れた果実と 青い毒針

秘密の対価を見つめて how i use to be

おんなじきもちで つながる君と

めぐり遭う 待ち合わせの途中


生きてるだけでいつも真実

ホントの自分を認めて ich liebe mich

不自由がなきゃ自由はないぜ

今夜だけ 素直になってもいいじゃん






ADORE YOU



終わりはまだない

あくびを聞くまでは


喪服の祈りは

無意味なレクイエム


IFを重ねた けんかはやめて

黒い雨さえ 星座に変わる

決して学ばぬ ループの上で

止まぬ涙に耳をすませば


終わりはまだない

あくびを聞くまでは

あなたにあいたい

あなたに

もういちど






天使になりたい



この翼であなたをつつみたい

異国の街へ連れてゆきたい

知るはずだった すべてをおしえてあげたい

この世で一番の罪人たち


きょうの風はまるで絵画

わたしを隠してはくれないけれど

つらいときは どこへ逃げたっていいよ

あなたの瞳を

わすれない



あなたが眠りにつく そのときまでうたうよ

もういちど 光あふれる胎児の夢を見るだろう

わたしは母になり 愛の意味を知りたい

終わりも始まりもない

これからどこへ向かおうか


Platonic Love 
2019年5月31日よりiTunes store, Apple Music, Spotify, LINE MUSIC, YouTube Music, amazonにて配信開始。

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